先日アマゾンでキッチンスケールを買ったのですが、これが全く使い物にならない不良品でした。
口コミの中にも『きちんと重さが計れない』といったことが数件書かれていたのですが、今まで不良品に当たったことがなかったため、その人たちがたまたま悪いものに当たったんだろうとしか考えなかったんですね。
でも今回買ったキッチンスケールは口コミにあったように、全然使い物にならない完全な不良品でした。
計った重量にズレがあるとかそういうレベルではなくて、何も載せていないのに重さが増えていったり、モノを載せた後取り除いても0にならず、秤として全く機能しませんでした。
ちなみにこのHBLIFE デジタルクッキングスケールという商品ですね。
さすがにこの酷さでは他に使いようがありません。
アマゾンで返品の仕方を調べてみると、不良品の場合開封していても返品できるとのことだったので初めてアマゾンで返品してみることにしました。
amazon(アマゾン)の返品のやり方|返品条件の確認
アマゾンで返品する方法や返品・返金の条件は購入先がアマゾンなのかアマゾンマーケットプレイスかによって異なります。
amazonとamazonマーケットプレイスの返品・返金条件
通販ショップのアマゾン内にはアマゾンが販売する商品と、別の出品者がアマゾン内に出品・販売するアマゾンマーケットプレイスと呼ばれるものがあり、アマゾンの返品条件に該当するのは主に以下のものになります。
amazonの返品・交換条件が適用されるもの
- amazonが販売する商品
- amazonマーケットプレイスが販売し、amazonが発送する商品
- amazonマーケットプレイスが発送し、amazonプライム配送特典の対象商品
上記に該当しないものはamazonマーケットプレイスの出品者によって、アマゾンと同じ返品条件であったり、独自の返品条件を設定している場合があるため個別に確認が必要です。
また、返品の依頼も出品者とやり取りを行う必要があるため、海外の出品者相手だと苦労するかもしれません。
amazonマーケットプレイスの商品は購入時に送料なども別に掛かったりするので、アマゾンを利用するなら普段からアマゾンが発送する商品を購入していた方が返品手続きなども含めて分かりやすいと思います。
私が購入したキッチンスケールはアマゾンマーケットプレイスの商品ですが、アマゾンが発送する商品だったため、amazonの返品・返金条件が適用されました。
amazonの返品・交換手続きの期限
アマゾンが発送する商品を返品・交換する場合、次のような期限が設けられています。
- 原則30日以内に返品・交換を完了すること
- 30日を超えた場合:返金額が20%減額
※amazonマーケットプレイスで販売され、amazonが発送する商品の交換はアマゾンでは対応していません。
期限を超えると返品ができなかったり、返金額が減額されたりするので、商品を受け取ったら早めに確認を行うようにしましょう。
返品・交換理由による返金額の違い
amazonで返品手続きを行う場合、返品理由が店側(商品の不具合など)の問題か客側(不要になったなど)の問題かによって返金額などが変わってきます。
商品のトラブルや不具合の場合(販売者側の問題)
商品の不具合など販売側に責任がある返品の場合は、交換または返金を選べ、商品の返送料なども負担する必要ありません。
- 同一商品と取替
- 商品代金(税込)全額、配送料・手数料やギフトラッピング料金を全額返金
お客様都合の場合
お客様都合の場合は、配送料・手数料やギフトラッピング料金は返金されず、返送料もお客様負担となります。
さらに商品の状態によっては、次のように返金額が減額されることがあります。
- 未使用かつ未開封:商品代金(税込)を全額返金
- 開封済み:商品代金(税込)の50%を返金
受注生産品など返品理由によらず返品・交換ができない商品や、開封済みの消耗品などお客様都合による返品・交換が不可な場合もありますので、詳細はアマゾンの返品・交換の条件ページで確認された方が良いでしょう。
私が買ったキッチンスケールは『30日以内の返品』で『不具合によるもの』にあたるため、返品・返金手続きには負担は一切ありませんでした。
amazonの返品のやり方|郵便局のゆうパック
では私が実際に行った郵便局のゆうパックを使った返品手続きについてご紹介します。
返品依頼のやり方・手順
商品を返品する際は、まずamazonのホームページから返品の依頼をかけてから、商品を梱包して返送します。
まずは返品の依頼のかけ方について順番に説明します。
① 注文履歴画面を表示
アマゾンのサイトにログインし、上部に表示されるメニューの右側にある注文履歴をクリックします。
② 注文履歴より返品したい商品を選択
注文履歴の画面で返却したい商品にチェックを入れ、返品理由を選択し、コメント(返品理由の詳細な説明)を入力します。
③ 手続き方法(交換または返金)を選択
商品を返品した後、同一商品への取替または返金のどちらが良いか選択します。
私の買ったキッチンスケールのようにアマゾンマーケットプレイスで販売され、アマゾンが発送した商品はアマゾンでは交換できません。
その場合は手続きが『返金』になっていることを確認します。また、返金先(支払いに使用したクレジットカード番号など)が表示されるので併せて確認しておきましょう。
④ 返送方法の確認
最後に返送方法を確認し、返送手続きを開始ボタンをクリックするとamazonへ返品依頼がかかります。
返品依頼をかけたら、次は商品を梱包して返送を行います。
商品の返送の仕方(郵便局のゆうパック)
① 送り先情報(住所)などの確認と準備
商品の返品依頼をかけると次のようなページが表示されるので、返品に関する諸注意などを再度確認し、返送作業に入ります。
商品を返送するときは、商品の情報が分かるID(英数字)やバーコードが記載された紙を同梱する必要があります。これらは『返信用のラベルと返送手順を表示・印刷』を押すと表示されます。
『返信用のラベルと返送手順を表示・印刷』を押すと次の紙が表示されます。
ここに載っているID情報を商品に同梱する必要があるので、プリンターで出力してIDの記載された部分を同梱しても良いですし、プリンターが無い場合はIDだけメモした紙を同梱しても大丈夫です。
アマゾンIDと結びついたメールアドレスにもこの情報は転送されますが、送り状を書くときに返送先の住所が必要ですのであらかじめにメモしておくと便利です。
② 商品とIDの記載された紙を梱包
アマゾンから商品が送られてきた段ボールが残っていればそれを利用して商品を梱包していきます。返送中に商品が潰れたりしないよう、隙間には買い物袋(ビニール袋)や新聞紙・チラシを丸めたものを緩衝材代わりに詰めておきます。
IDが記載された紙を入れ忘れると返品が受領されなくなるため、忘れずに入れるようにしましょう。
③ ゆうパックで返送
梱包が済んだら商品を返送します。
返送はローソンなどのコンビニでも着払いのゆうパックを受け付けていますし、郵便局に荷物の集荷依頼を出し郵便屋さんに家まで取りに来てもらうこともできます。
自己都合による返品で、返送料金がかかる場合は郵便局やコンビニに持ち込むと持ち込み割引(商品1個当たり120円)が適用されるのでお得です。
今回は着払いだったのでどこからでもよかったのですが、郵便局に行く用事があったので直接持ち込んで発送することにしました。
送り状を書くときは、着払いの伝票に書かないと送料を取られるので、間違わないように気を付けましょう。
記入が済んだら郵便窓口に預けて返品手続きは完了です。
返品手続きの承認時間
私は返品依頼を4月19日に行い、4月23日の夕方に商品を発送しました。
発送日の翌々日の4月25日には返品・返金手続き完了のメールが届き、4月末締めのクレジットカードの請求を確認すると調整額として-1,050円が反映されていました。
クレジットカードで支払っていた場合でも短期間で返金されるようですね。
さいごに
通販は金額によっては送料無料ですし、特別なことをしなくても早ければ2,3日程度で商品が届くのですごく便利ですよね。
でも購入の際に実際に手に取って見ることはできないので、時には注文していたものと大きく違うものが届いたり、不良品が届いたりして返品が必要なケースがあるかもしれません。
そんな時にamazonのような大手通販ショップであれば返品方法もきっちり決まっているので、条件を確認して順番に手続きを行っていけばトラブルになることも少ないでしょう。
返品手続きはやってみるとすごく簡単なので、もしトラブルがあった時はあきらめないで返品手続きを行ってみてはいかがでしょう。
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