マンション・アパートが暑い!手軽にできる暑さ対策

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2018年、今年の暑さは尋常じゃないですね。

毎年ボジョレーヌーボーのように『今年は例年にない暑さでヤバいです!』なんて聞いてる気がしますが、今年は本当にシャレにならない暑さ。

昔は扇風機だけで夏を過ごしていた時もありましたが、今は諦めてクーラーで冷房かけまくってます。

部屋が暑いと電化製品にも負荷がかかりますし、人間もバテたり最悪死に至る可能性があるので、暑いと思ったらちゃんとクーラーを使わないといけませんね。

でも電気代が気になってり冷房の風に当たりたくないので極力別の方法で涼みたいという人もいるんじゃないでしょうか。

今回はそんな人にもおすすめな、マンション・アパートで手軽にできる暑さ対策についてご紹介したいと思います。

 

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マンション・アパートの日除け対策グッズ

マンション・アパートが日当たり良好(西日がガンガン降り注ぐ)の環境だと夏はいつまでも部屋の中が涼しくなりませんよね。

うちのアパートは幸い玄関が西向きでリビングに西日が差し込むことはありませんが、反対に早朝から朝日が差し込んでくるため明け方から午前中にかけてとにかく暑いです。

夏シーズンの始めの頃は寝る前にタイマーかけて寝ていましたが、暑さで早朝起きてしまうため途中からは完全に付けっぱなしで寝ています。

エアコンに頑張ってもらえば涼しく過ごすことはできますが、どうせなら部屋が温まるのを防げればもっと快適になるのでは?と思い、ベランダに日除けを設置することにしました。

アパートの場合どんな日除けが良いのか見当してみたので、まずは日除け対策グッズの種類について紹介します。

 

すだれ

日本で昔から使われている日除けグッズといえばすだれとかよしずじゃないでしょうか。

夏の時期、ホームセンターなどに行けば竹製のものを安く売っていますよね。

ちなみにすだれとよしずの違いはご存知ですか。

すだれは窓などにぶら下げて日差しを遮るもので、設置するときはぶら下げるためのフック(金具)を窓枠などに取り付ける必要があります。

使わないときはブラインドのように紐で上に巻きあげて畳めるものもあるため、人が出入りするような大きい窓や天候・時間帯によっては畳んで光を取り入れたい窓などに取り付けると便利です。

 

よしず

よしずは窓や玄関に立てかけて日除けに使うものです。すだれのように吊り下げるための設備も不要でとても簡単に設置できます。ロールアップ式のすだれのように手軽に避けることはできないため、邪魔なとき・使わないときは自分で横にずらしたり丸める必要があります。ずっと陰にしておきたい部分に設置するのが良いでしょう。

 

サンシェード

サンシェードは日除けという意味で、車用のフロントガラスに設置する日除けシートのこともサンシェードと言いますし、建物用であれば日除け用の布のことをサンシェードと呼んでいます。

家の縁側(えんがわ)の日除けに設置されていたり、日除け兼雨避けでカフェの軒に使われてたりもします。

サンシェードは四辺に紐を通す穴が開いており、ここに紐を通して吊り金具や柱などに括りつけて固定します。

布の模様・材質は様々な種類があるので、自宅の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

 

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マンション・アパートで出来る日除け(西日)対策

アパートのベランダから西日が差す状況

この写真はうちのアパートのベランダの様子ですが、西日ではなく朝日がこのように差込み、早朝から部屋がものすごく暑くなります。

奥の部屋は遮光カーテンを使っていますが、遮光カーテンで日を遮ってもカーテン自体が熱を持つためどうしても部屋が暑くなります。

もう少し時間進み、日が高くなるとベランダ床面のコンクリートにも日が当たり熱くなるため、窓を開けてもコンクリートから登る暑い空気が入ってきてしまうんです。

そこで、先ほど紹介した日除けグッズを検討しましたが、最終的に私が選んだのはサンシェードです。
その理由は

  • 竹製のすだれ・よしずは価格が安い
  • でも秋~春の不要なシーズンに収納しずらい
  • さらに引っ越しで捨てるときに切るか折るかしないと捨てられない

すだれも室内用のお洒落なタイプがありましたが、できれば部屋の外で日差しをカットしたかったのと、アパートのベランダのコンクリートにも日が当たらないようにしたかったので、広く覆えて取り付けも自由度の高いサンシェードを購入しました。

 

私が購入したサンシェード

購入したサンシェードと取り付け金具

今回私が購入したのは、以下のものを2セット購入しました。

  • サンシェードスクリーン(サイズ:180cm×180cm)
  • スダレハンガー(ステンレス製、窓枠取り付けタイプ)

価格はサンシェードが約1,500円×2、すだれ用の吊り金具が約400円×2で計4,000円かからないくらいだったと思います。

サンシェードはご家庭の設置したい窓のサイズに合わせて選べばよいと思いますが、取付にすだれ用吊り金具を使おうとしている人は、次のように取り付ける場所の形状を良く確認しておいた方が良いです。

 

すだれ用吊り金具購入時の注意

今回購入したスダレハンガーのように、窓のサッシ部分に取り付ける製品は磁石で取り付けるタイプもあれば、冊子をネジで挟み込んで固定するものもあります。

サッシにネジで取り付けるタイプは一般的な窓枠であれば取り付けられますが、油断していると別の問題で取り付けできなくなってしまうんです。

私が買ったのは錆びにくいステンレスタイプで、サンシェードを吊ったときに上の方に隙間ができたら嫌だったので、フックの位置が少し上がっているものを購入しました。

窓のサッシより高い位置にすだれ、サンシェードを取り付けできる金具

 

『適当に選んでも使えるやろ』と思って選んだ商品でしたが、家に帰って試してみるとスダレハンガーの少し上がったフック部分が窓の外枠のコンクリートに当たって取り付けられないことが分かりました。

スダレハンガーのフックが窓の外のコンクリート枠が支障となり取り付けできない様子

買いなおすのも勿体なかったので、フック部分を無理やり変形させて使うことに。

さすがに素手では曲がりませんでしたが、モンキーレンチで数発叩いたら簡単に変形させることができました。

とりあえずこれでサンシェードを取り付ける準備が整いました。

すだれハンガーのフックが支障とならないようにフックを変形させる

 

アパートのベランダへのサンシェード取り付け方

余計な手間が増えてしまいましたが、本来はサンシェードの取り付けはものすごく簡単です。

 

1 スダレハンガー(すだれ用吊り金具)の取り付け

窓枠(サッシ)に取り付ける金具は一番外側のレール(このような窓の場合は網戸が乗っているレール)に取り付けます。

位置を決めたらレールを挟むように手でネジを締め込むだけで、特に工具を使いませんのでとても簡単に取り付けることができます。

アパートのベランダ窓のサッシにすだれ用吊り金具を取り付ける

アパートのベランダ窓のサッシにすだれ用吊り金具を取り付ける2

 

2 サンシェードの取り付け

スダレハンガーのフックにサンシェードを吊り下げます。

スダレハンガーにサンシェードを取り付けた様子

 

これだけで完成としてもかまいません。

でも室内から見ると次のような感じで、サンシェードがたるむ中央付近の隙間から日差しが入っています。
このたるみを少し改善しておきたいと思います。

サンシェードがたるんだ隙間から日差しが差し込む

 

3 サンシェードのたるみを取る

今回買ったサンシェードは正方形で1辺あたり4つの穴が開いています。

両側2カ所だけでなく、間にも吊り金具を取り付けて吊ってもかまいませんが、余計にフックを買うのは勿体ないので別の方法何とかします。

両側のすだれ用金具の間に紐を通します。ピン張ってたるまないように張ってしっかり固定しましょう。

すだれ用吊り金具の間にたるまない様に紐を張る

この紐にS字フックを掛け、サンシェードの穴を通します。

ピンと張った紐にs字フックを付け、サンシェードをフックに掛けて取り付ける

部屋の中から見ると、先ほどより隙間が減って日差しが部屋に入らなくなりました。

レースカーテンまで閉めておくと若干暗くなりますが、かなり日差しをカットできています。室内への日差しをカットしたい人はこれで完了としても十分でしょう。

サンシェードを取り付けた効果を部屋の中から見る

 

私の場合は室内への日差しだけでなく、ベランダのコンクリートが熱くなるのも防ぎたかったので、サンシェードの下端をもう少し外側に引っ張って固定することにしました。

 

4 サンシェードの展張

サンシェードの下端にも紐を付けて斜めに引っ張ります。
マンション・アパートの場合はベランダに手すりがあると思うので、そこに括りつければOKです。

ベランダに手すりがない人は、サンシェードの端を固定するための重りとするブロックが販売されています。ただし、そんなもの使わなくても2Lペットボトルを何本かまとめてくくっておけばアンカーブロック代わりになります。

 

うちのアパートには幸いにも手すりがあったので、そこにサンシェードをくくることにしました。

サンシェードの下端をアパートのベランダの手すりに括りつける

アパートのベランダがコンクリート壁で囲まれていると風も通りにくいため、一度温まるとなかなか冷めてくれず、部屋の隣にずっと熱源がある状態になります。

サンシェードを張っておくと日差しをほとんど吸収してくれて、室内やベランダが温まりにくくなるので、日差し・暑さ対策としてかなり効果的です。

うちのサンシェードはメッシュ生地のものを選びましたが、雨の重みで落ちることもなく、雨があがったらすぐに乾いてくれてるので不衛生にもならず、ずっと張りっぱなしにしています。

でもさすがに台風のときは飛ばされる危険性があるので取り外しましょう。

 

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サンシェードを取り付けて気づいた悪い点

部屋の暑さ改善のということであればサンシェードを付けて大満足ですが、若干気になるデメリットもあるので参考にしていただければと思います。

1 曇りや雨の日に部屋が暗い

メッシュ生地のサンシェードなので日差しをカットしつつもそれなりに光を通して明るいんですが、さすがに曇りや雨のときはシェードを付ける前に比べて若干部屋が暗くなりました。

邪魔なときは下の紐を外してクルクルと巻き上げて洗濯ばさみでつまんでても良いのですが、冷房も付けてる中いちいち外に出て付けたり外したりするのは面倒です。

そこは仕方ないと割り切って、支障があるときは電気を付けるようにしています。

 

2 スダレハンガーを使うと網戸が使えない

今回はサッシに固定するタイプのすだれ用吊り金具を使用しましたが、これを取り付けるサッシの一番外側のレールは網戸のレールなんですよね。

スダレハンガーを取り付けるとその部分は金具が邪魔で網戸をスライドできません。スダレハンガーは窓の両端に取り付けており、網戸をどちらに寄せてもスダレハンガー分の隙間ができてしまうため、網戸が役立たずになってしまいます。

今年は酷暑続きでほとんど冷房を使って締めきっているので問題ないですけど、少し涼しくなって網戸で過ごせるようになっても、隙間を塞がないと虫が入ってきて使い物になりません。

 

隙間をふさぐのは結構大変そうなので、そういう時はサンシェードをベランダの物干しに掛けておくと良いかもしれません。シェードを張ったり仕舞ったりするのも楽ですし、洗濯物をかけたい洗濯物がシェード代わりになるのでシェードは外せば問題なく使えそうです。

もう一つの方法として、うちのような窓枠の場合スダレハンガーがぶつかったコンクリート枠の部分に突っ張り棒を設置してそこに掛ければよかったと後で思いました。
そうすれば網戸を開閉する邪魔になりませんし、サンシェードを吊るすとき4つともS字フックで簡単に吊り下げられそうですからね。

もう少し涼しくなって夕涼みできるようになってきたら検討してみたいと思います。

 

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まとめ

朝日・夕日の日除けを考えているならすだれ、よしず、サンシェードは手軽かつ効率的な暑さ対策になります。

それぞれの特徴は次のとおり。

よしず
立てかけるスペースが十分にあり、設置したままでよい場所ならよしずがお手軽。
値段は安いが、竹製の大きなものが多いため都市部では廃棄するときに面倒。
すだれ
すだれは吊り下げる設備が必要だが、屋内用・屋外用があり窓のサイズに合わせて取り付けが可能。
ロールアップ式のものを使えばブラインドのように簡単に上げ降ろしして明るさ調整もできる。
サンシェード
サンシェードも展張するための設備(フックや紐を結べるもの)が必要。
斜めに展張すればカーテンのような役目だけでなく軒(のき)のように縁側やベランダの日除け兼雨避けとして使えるものもある。
布なので長期間使わず収納するときに場所を取らず、廃棄も簡単なので引っ越しがある方に便利。

自宅にあったタイプのものを選ぶと、費用・効果ともに満足できるでしょう。

まだまだ暑さは続きますので、手軽に暑さ対策をしたい方は取り入れてみてはいかがでしょう。

別記事で屋外・屋内問わず使え、紫外線対策にもなる最新の夏の暑さ対策グッズである空調服についても紹介しているので良ければご覧ください。
夏の暑さUV対策に最適の空調服|屋外・屋内で汗をかかずに熱中症対策も万全

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