最近の車ってリアカメラ(バックカメラ)が付いてるものが多いですよね。
私もホンダのフリードを中古で買ったときにナビとリアカメラをネットで購入して車屋の友達に付けてもらいました。
別に駐車の向きを教えてくれる機能とかはいらないんですけど、車止めがない駐車場とかに止めるときにリアカメラがあれば誰でも安全にビタッと止めれるので、付いてる車から付いてない車に乗ると不安になってしまいます。
そんな付いてて安心リアカメラなんですが、最近どうも画面が白く曇って見えにくくなりました。
九州は火山灰とかPM2.5とか黄砂とか何かと降ってくるものが多く車が汚れるので、雨で伝ってカメラも汚れたのかなと思い掃除してみることにしました。
リアカメラの汚れ・曇り清掃
現状確認
まずは今のリアカメラの汚れとモニター越しの曇り状況を確認します。
カメラの位置はココです。
・・・・
めちゃくちゃ汚れとるやないかーい!!
これじゃ全然見えない訳ですね(笑)
この状態でモニターがどういう見え方をするのか、amiiboのイカガールに協力してもらって実写とリアカメラの映像を比べてみます。
【実写】
【リアカメラの映像】
ご覧ください、これがくそ程も役に立たなくなったリアカメラの映像です。
よくここまで何もしなかったなと自分を褒めてあげたいです。
後ろの白いフェンスも見えにくく、めちゃくちゃ危険なので早速清掃してみたいと思います。
水拭き・ガラスマイペット
最初に水拭きとガラスマイペットで取れるかやってみました。
白く固まった明らかな汚れみたいなのはこれだけで大分きれいになりました。
肝心のリアカメラのモニター映像はというと
全然駄目ですね。
水拭きやガラスマイペット程度では落ちない汚れのようです。
次は買っておいた秘密兵器を使っていきます。
ヘッドライト磨き(コンパウンド)
車のヘッドライトカバーって紫外線やらなんやらで劣化してだんだん黄ばんだり曇ったりしてきますよね?
そんなときは、傷ついて劣化した表面を研磨剤で削り落としてツルツルにすると元のような透明感あるカバーに戻るようです。
リアカメラのレンズ汚れも同じじゃないかと思って今回これを使って掃除をしてみます。
中には液体コンパウンド、研磨用の布1枚、汚れ吹きなどに使える布数枚が入っていました。
これを使って早速リアカメラを磨いていきたいと思います。
ヘッドライト用コンパウンドの使い方
使い方は少量を布に出して、レンズを磨いていきます。
くるくると円を描くように磨くのはNGで、縦または横方向と一定方向に向かって研磨します。
ゴシゴシやってみたんですが、レンズは小さいし、半球状だし、低い位置に下向きで付いてるので今一ちゃんと磨けてる気がしません。
それでも研磨するための液体使ってるんだから大丈夫やろと思ってしばらく続けてみました。
果たしてきれいになったんでしょうか!?
うーん、いまいち(笑)。
でも少しだけ見えるようになってました。
カメラが下向きになり過ぎてちょっとナンバーが映ってますが、モザイクしないと何となく数字が見えるくらいまできれいになってました。
でもこんなんじゃ期待外れですよね。
おそらくこのまま磨き続ければきれいになるのかもしれませんが、いかんせん磨きにくいところにあるからこれ以上磨き続けるのはだるい。
一旦カメラを取り外せば磨きやすそうだけど自分じゃカメラの外し方が分からない・・。
ちょっと日を改めて新たな新兵器を準備することにしました。
100均のミニルーターでリアカメラを研磨
100均のミニルーター
100均(ダイソー)には2種類のミニルーターが売っています。
- 6Vタイプ:電源はバッテリーBOXからルーターに有線で供給。(単三電池4本)800円
- 3Vタイプ:電源はルーター本体に直接電池を入れる。(単四電池2本)600円
100均の中に200~400円くらいの商品はたびたび見かけるけど、800円とか超高くない!?
ふざけんなよと思いましたが、Amazonで見ると100V電源タイプで1,800円くらいしそうですし、近くのホームセンターとか見ても同じようなものは1,200円くらいだったので結局100均で買うことにしました。
ポータブルタイプはコンセント不要で持ち運ぶには便利ですが、パワー不足だと削る相手に押し当てた時点で回転が止まっちゃうこともあるので、少しでもパワーがありそうな6Vタイプをチョイスしました。
ルーター先端のビットと呼ばれる部分は取替が可能で、セットになっているものはガラスに細かい模様を描いたりできるようです。
プラスチックなどの素材が相手なら、先端を付け替えることで削ったり、磨いたり、切断したりと色々な使い方ができます。今回は車のリアカメラのレンズをきれいにしたかったので、やわらかい素材のフェルトパフを合わせて購入しました。
部屋で試しに使ってみましたが、やはりあまりパワーはないので押しつけ過ぎないように使わないといけなそうです。
ミニルーターで研磨
ミニルーターでリアカメラを研磨していきます。
まずは布にヘッドライト用のコンパウンドを少量出して置き、カメラに付けてからルーターで研磨しますが、コンパウンドはフェルトパフに吸われたり回転ですぐに吹き飛んでしまうため、コンパウンド塗ってミニルーターで研磨と交互に繰り返していきます。
やはりパワーがないので強く押し当てると回転が止まっちゃいました。
手で押し当てる強さを調整しながらレンズ全面を磨いていきます。
動画で見るとこんな感じです。
角度が悪くてほぼ手しか映ってませんでしたが(笑)、磨き始める前と後でレンズの曇りが明らかにきれいになっているのが分かります。
ミニルーターとコンパウンドでリアカメラを研磨した結果
100均で1000円近くのお金を払ってやったんでいい結果が出てほしいですね。
まずは先ほど動画に合ったカメラレンズからどれくらいきれいに研磨されたのか見てみます。
研磨前(Before)
研磨後(After)
光の反射で見えにくいですが、表面のざらざらした粒上の汚れがなくりきれいになっています。
肝心の映像はというと
研磨前(Before)
研磨後(After)
チョーきれいになっとる!!!
モニタの反射でやや白く見えますが、曇りが取れてアスファルトの質感まで分かるようになりました。
モザイク処理しとかないとナンバーも丸見えです。
これなら車止めがないところでも安心してバックすることができますね。
さいごに
今回の私の場合は、リアカメラの映像が白く曇っていた原因はカメラレンズ外側の汚れが原因だったので、レンズを研磨することできれいに見えるようになりました。
研磨作業はパパっと短時間やっただけでしたが、もう少し時間をかけて丁寧に磨けばさらにきれいになるかもしれません。
しかし中には、カメラの防水処理が劣化してレンズの内側に水分が入り込み、結露を起こして白く曇ることもあるようです。
私と同じようにバックカメラが白く曇って見えずらいと困ってる人がいたら、まずは肉眼でカメラの内側の結露なのか外側の汚れによる曇りなのか原因を確認して、外側の汚れだった時は参考にしてみてください。
今回せっかくミニルーターを購入したので、またどこか使える所を探して役立てたいと思います。
コメント
記事を参考にして、お風呂の鏡用の水垢ウロコ取りを使ったら復活しました。
ありがとうございました。