ダイソンの排気が臭い・・・分解したらヤヴァいことに!?水洗い・お手入れにはこの道具が必要

「吸引力が変わらないただ一つの掃除機」というキャッチコピーでいつの間にか掃除機の代名詞にもなったダイソン。

私も家電とかガジェットとか電化製品全般大好きなんですが、2年前に結婚して結婚生活用の家電選びのタイミングで「掃除機はやっぱダイソンっしょ!」と思ってダイソンV6 fluffy+(フラフィプラス)を購入しました。

最近よく耳にするサイクロン式掃除機というのもこのダイソンが発端じゃないでしょうか?

サイクロン式掃除機は、本体の中で空気の渦を作ってゴミと空気を遠心力で分離する仕組みなので、空気の抜け道がしっかり確保されて吸引力が落ちにくいんですね。

従来の紙フィルターをセットする掃除機は、ゴミがフィルターにかかると空気を吸えなくなるのでたちまち吸引力が落ちていましたが、この点が大きく改善されています。

また、吸い込んだゴミは本体のタンクに溜まり、タンク下部の蓋を開けて直接ゴミ箱に捨てられるので、フィルターの付け替えも不要で楽ちんです。

やっぱいい掃除機を買うとやる気も起きて結構掃除機をかけるようになりましたし、この2年で相当活躍してくれてると思います。

でも最近ちょっと問題があって・・・ダイソンの排気が臭うんですよね。
それにゴミタンクの中を見てもなんか汚いし、ゴミを捨てたときに粉状のものが大量に出てきて即効くしゃみが出る始末。

分解お手入れ前のダイソンV6

ダイソンのゴミ

花粉症持ちで薬を飲んでいるにもかかわらず、この家に来てからは薬が効きにくくて困っていましたが、『実は花粉とかハウスダストが掃除できてないんじゃね!?』という疑念を抱きました。

これはひょっとして中がかなりヤヴァいことになっているかも!?と思い、ダイソンを分解・水洗いして徹底的にお手入れすることにしました。

 

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ダイソンV6のメーカー公式のメンテナンス・お手入れ方法

ダイソンのメンテナンス方法は、商品の説明書に記載されています。

今回は説明書に載っている日常のお手入れ方法と自己責任でバラバラに分解して水洗いするお手入れ方法について順番に紹介していきたいと思います。

まずは、メーカーの取扱説明書に記載されたメンテナンス・お手入れ方法を紹介します。

メンテナンス・お手入れが必要な部位

ダイソン本体には、プレモーターフィルターとポストモーターフィルターという2つのフィルターがあります。

ダイソンのフィルター

取扱説明書ではこの2カ所のフィルターの定期的な洗浄がメンテナンス・お手入れ方法として記載されています。

プレモーターフィルターは上に引き上げるだけで取れますし、ポストモーターフィルターは上部に白丸と黒丸の印が付いているので、黒丸同士の位置が合うように回転させてやると外れます。

ポストモーターフィルターの外し方

 

メンテナンス・お手入れの頻度

お手入れ頻度の目安は1ヵ月に1回。

ただし、掃除をする機会が多い人や、大量のゴミを吸った後などはフィルターを目視で確認し、必要に応じて行う必要があります。

 

メンテナンス・お手入れの手順

  1. ダイソンを充電器から取り外す
  2. 掃除機のトリガーを引かないように注意しながらフィルターを取り外す
  3. フィルターを水道水ですすぎ洗いし、水気をしぼる。(注意:お湯や洗剤の使用は禁止)
  4. 24時間以上風通しの良いところに干して、完全に乾燥させる
  5. 完全に乾燥したフィルターを掃除機本体に取り付ける。

以上がメーカーの取扱説明書に記載されたメンテナンス・お手入れ方法になります。

プレモーターフィルターを取り外す

ポストモーターフィルターを取り外す

ダイソン通常のお手入れ|取り外したフィルターを水洗い

フィルターは簡単に取り外せますし、月に1回のメンテナンスだったらあまり苦にならずに続けられると思います。

でもこのメンテナンスだけしっかりやっていても段々と汚れが溜まってくるんですよね・・。

 

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ダイソンV6を分解・水洗いするお手入れ方法

ここからは徹底的にダイソンV6フラフィプラスを徹底的に分解していきたいと思います。

掃除機の使用環境によっては、分解中にPM2.5にも匹敵する微粉末が舞うため、お風呂場などでマスク等を着用して作業されることをおすすめします。

※2年分のヤバい汚れが出てくるので、閲覧する方はご注意ください。

使用する道具

  1. 細長い棒(割り箸でOK)
  2. トルクスドライバー(T8)
  3. 隙間をこじ開ける薄くて丈夫なプラスチック製の板など

ダイソンの分解には6角星型のトルクスライバーのT8サイズのものが必要になります。
普通の家庭にはないと思うので、ホームセンターかアマゾンなどで購入しておく必要があります。

私が購入したこの精密ドライバーセットには、2のトルクスドライバーと3の隙間をこじ開けるプラスチックの道具が付いているので、ダイソンの分解・お手入れを考えている人にはおすすめです。

 

トルクスドライバーの使い方

 

分解・水洗い手順

ここからは分解・水洗いの手順を説明していきますが、メーカーでは分解を推奨していないためあくまで自己責任の元作業をお願いします。

 

手順1 クリアビン(ゴミタンク)の分解

この手順は、メーカーの取扱説明書にも「掃除機に何かが詰まったら」という項目で書かれており、日常のお手入れでも取り外して内部を清掃している人がおられると思います。

クリアビンを外すにはクリアビンの横の赤い部分を下にスライドさせます。

1回スライドさせると下部の蓋が開いてゴミを捨てる状態になり、蓋が開いたままの状態でもう1回スライドさせるとクリアビンが外れます。

 

取り外したクリアビンを水洗いするときは、水がパッキンの裏側にも回り込み乾かず不衛生になるのでパッキンも外して洗いましょう。

手順1 ダイソンクリアビンのパッキン

 

たまにクリアビンまで取り外し、ビンの中の届く範囲だけでも掃除しておけばダイソン内部もある程度きれいに保たれると思いますが、最近サボっていたので「これ絶対吸引力落ちてるわ」ってくらいに中が大変なことになっていました。

ダイソン-クリアビンの中の汚れ1

ダイソン-クリアビンの中の汚れ2

 

手順2 モーター部とサイクロン部を分解

次は電源・モーター部分とゴミを遠心分離するためのサイクロン部分を分離させます。

ダイソンをひっくり返して接続部分を裏から見ると、白い爪が見えると思います。

モーター部とサイクロン部の説明

 

この白い爪に割りばしなどを突っ込み、両側から内側に寄せるように押さえると、中で爪が外れてダイソンのモーター部分とサイクロン部分が分離できます。

ダイソンのモーター部とサイクロン部の取り外し手順

ダイソンのモーター部とサイクロン部の取り外し手順2

 

分離したモーター部分は、電源や電子部品があるため水洗いは厳禁です。
乾いたブラシなどで清掃しましょう。

ダイソンのモーターとサイクロン部分解後状況

 

手順3 サイクロン下部のメッシュパーツの分解

次はサイクロン下部に見えている、メッシュの付いたパーツを分解していきます。

ここでは精密ドライバーセットに付属の青い爪のついた道具を使います。

手順3 使用工具

 

メッシュのパーツは6カ所の爪で固定されています。

青い道具を隙間から突っ込んでこの爪部分を外します。

爪のある位置は外側から見ても分からないので、この次の写真を参考にしてください。

手順3 ダイソンのメッシュ部分解の解説

 

爪はサイクロン上部の筒と筒の間の位置にあります。

外観でクリアビンを固定するための爪(紫矢印)が見えるので、この爪を基準に左右に筒2つ分と筒4つ分の位置にある計4つの爪(赤矢印)を外します。

4つの爪を外すとメッシュパーツが浮き上がってきて、紫矢印の爪を外すと完全に外れます。

手順3 ダイソンのメッシュ部分解の解説2

 

外すコツは、まず青い道具の先を隙間にねじ込み、先が入ったら垂直に奥まで押し込むことです。上手くいくとパーツが外れて少し浮き上がります。

注意点として、メッシュパーツはプラスチック製で柔らかいため青い道具を突っ込んでテコのようにグリグリ無理やり力をかけると変形・破損させてしまいます。

私は爪の位置が良くわからずに、青い爪を突っ込んでスライドさせてしまったので、メッシュパーツの縁が削れてややギザギザになってしまいました。

この青い道具がないからとプラスチックより硬い金属製のマイナスドライバーを使うと、変形・破損の危険性が高まるので、代用するならプラスチック製のものにしましょう。

手順3 ダイソンのメッシュ部分解完了

 

取り外した後の外観だけでもやばそうですが、床にコンコンしてみると謎の粉がめっちゃ落ちてきます。

私はここまでノーマスクで作業してましたが、限界がきました。

目のかゆみとくしゃみが止まらない・・・ヤバすぎ。

みなさんは始めからマスク付けておくことをおすすめします。

 

手順4 サイクロン下部の分解

次はサイクロン下部の筒状の部分を分解していきます。

このパーツはメッシュパーツを固定していた爪と同じ場所で計5ヶ所をねじ止めされていますが、トルクスネジという6角星型の特殊なネジが使われています。

ネジを回すにはT8サイズのトルクスドライバーが必要で、普通のプラスドライバーやマイナスドライバーでは分解できません。合わないドライバーを使用するとネジ山を潰して回せなくなるので必ずトルクスドライバーを使いましょう。

この5本のネジを外せば引き抜いて分解することができます。

手順4 トルクスネジを外す

手順4 トルクネジ5本

 

サイクロン下部の外側を外すと内側にも筒がありますが、内側の筒はサイクロン上部の筒をパッキンの穴に通して固定してあるだけなのでそのまま引き抜くことができます。

手順4 サイクロンの大きい筒(内側)分解

手順4 サイクロンの大きい筒(内側)分解完了

 

手順5 サイクロン上部の分解

最後にサイクロン上部を分解していきます。

ここも先ほどと同様にトルクスネジで6ヶ所を固定してあるので、これを外します。

下の写真で赤二重線で囲んだネジは、周りの筒とドライバーが干渉して普通には入りません。オレンジ矢印の方向から斜めにトルクスドライバーを差し込み、先端をネジ山に合わせたら外れないようにネジの方へ軽く押しながらドライバーを垂直に立てていくと、窮屈ながらネジが回せるようになります。

手順5 ダイソンV6サイクロン上部のネジの位置

 

ネジを外すと、筒状のパーツと蓋のパーツとに分解されます。

手順5 サイクロン上部の筒状パーツ

手順5 ダイソンV6サイクロン上部の構造

これですべてのパーツは分解完了です。

まだパーツにいっぱい塵が付着してますが、この段階で相当の粉が出てきました。

マジで半端ない量です。

粒子が非常に細かそうで、水に濡れるとヘドロのように臭ったり配管詰まらせたりしそうだったので、先に粉だけゴミ袋へ捨てました。

ダイソンV6を分解してでたゴミ

 

分解したサイクロンの部分は全て水洗いOKなので、存分にお手入れしていただいて結構です。

私はシャワーの水勢だけで洗ってきれいになった気になってたんですが、乾かして見ると汚れが落ちておらず、残った埃が湿気ると臭いがしたので、水をかけるだけでなくスポンジやブラシで撫でるなどのお手入れ方法が良いと思います。

全てのパーツを洗ったら完全に水気がなくなるまで乾かします。

 

ダイソンV6の分解したパーツ一式

ダイソンV6の分解したパーツ一式

 

完全に乾いたら逆の手順で組み立てていけば完成です。

分解お手入れ後のダイソンV6

結構面倒なお手入れ方法なので毎月のメンテナンスに取り入れるのは大変です。でも徹底的にきれいにできるので、購入してから一度も分解してない人はやってみるといいかもしれません。

 

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やらない方がマシ!?やってはいけないお手入れ方法

見た感じダイソンの中身が汚れてそうだし排気が臭う。

でも分解とか難しそうだしできそうにない。

そんな人の中には、サイクロン部分を分解せずに丸ごと水洗いする人がいるようです。

はっきり言ってこれは絶対やらない方がいいです。

 

今回分解してみて分かったのは、そもそも内部に付着した塵・埃の汚れは撫でたりしてやらないと水勢だけではなかなか落とせません。

本体の隙間から水を流し込んでシェイクしたってかなりの汚れが残ると思います。

内部に残った塵・埃汚れは湿っているわけですが、このまま干していても中まで乾くはずもなく、カビが生えて臭いもすごいことになるでしょうし、衛生的にも最悪です。

分解しない中途半端な水洗いのお手入れだけは、絶対にやめましょう。

コメント

  1. ながおか より:

    トルクドライバーじゃなくてトルクスドライバーですよ。
    トルクスという名前はtorx社というメーカー名に由来します。
    一定の力で締め上げることができるトルクレンチという工具も別に存在のでそれと混同されてるのだと思います。

    • 管理人 より:

      ながおか様、コメントありがとうございます。
      ご指摘の通りトルクレンチという工具を知っていたため、それと混同して誤って覚えておりました。
      由来まで教えて頂き感謝致します。(今度はちゃんと覚えられそうです!)

      ※記事内のトルクドライバーをトルクスドライバーへ修正致しました。

  2. 生島 より:

    メッシュの部分を再度つけるにはどうしたらいいですか?

  3. 管理人 より:

    生島様、ダイソンのメッシュの付いたパーツの組立に関してですが、まずパーツの切れ込みのある位置を合わせ、指で押し込めば爪が噛んでハマります。

    メッシュの付いた円形のパーツは柔らかく、押し込むときに変形するとうまく入らないため、はめ込む爪の位置4カ所に指を添え、パーツが変形しないように内側に均等に力を入れながら押し込むと、ほぼ全ての爪が一気にはまり込みます。

  4. 生島 より:

    返信、ありがとうございます。ただいまやっておりますが、全然ハマりません。テープで貼ろうと思います。

    • 管理人 より:

      お力になれずにすみません。

      固くて入らないのであれば異物の噛み込み、内側の筒がしっかりハマっておらず干渉しているなどの原因か、もう少し強めに押し込む。
      反対に緩くてはまらない場合は、メッシュパーツ側の爪を受ける部分に割れ・破損がないか確認して見ると良いかもしれません。(柔らかいプラスチックなのでこじ開けるときに破損しやすい箇所です。)

      素人考えでこのような助言しかできませんが、クリアビンとモーター部分を外すだけで触れる部分なので機会があったら確認されてみてください。