リモート会議にもおすすめのヘッドセット(マイク付きイヤホン)

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2020年からの引続きのコロナ禍で行動変容を余儀なくされて苦労されてる方も多いと思いますが、個人的に良い方に向かったと思えるのがリモートワークという働き方が広がりつつあること。

私もコロナ禍の直前くらいにリモート可能な職種にジョブチェンジしたため、ありがたいことに自宅でのリモートワークを続けさせて頂いてます。業界歴が浅いため転職して数日でリモートになった時は不安もありましたが、慣れてしまえば仕事にも集中できますし通勤がないだけでとても満足度が高いです。

リモートワーク歴も半年以上になり生活もボチボチ落ち着いてきましたので、出遅れ感はありますがリモートワークやステイホームな話題をブログに更新していきたいと思います。

今回は、リモート会議用のヘッドセットの選び方や私が購入したヘッドセットについてのレビューを行っていきます。

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ヘッドセットを使うメリット

仕事用にはノートPCを使用している方が多いと思いますが、ノートPCはスピーカー兼マイク、Webカメラが搭載されているものも多く、そのまま使用することもできます。
しかし、そのような使い方をする方は稀で、次のようなメリットからリモート会議では基本的にヘッドセットを利用することになるでしょう。

  • 周囲に会話が漏れない
  • 密閉型を使用すれば環境音が入らず会話に集中できる
  • マイクを使えば声のみを集音し、クリアに会話ができる(マイクの性質にもよる)

 

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ヘッドセットの選び方

ヘッドセットと言ってもヘッドホンタイプとイヤホンタイプ、有線と無線など考慮すべき点があり、自分の使用シーンにあったものを選ぶことをおすすめします。

ヘッドホンかイヤホンか

ヘッドホンとイヤホンは、付け心地の好みもあるため長時間付けてても気にならないなど自分にとってマイナス要素の少ないものを選択することが重要です。しかし、特にこだわりがないのであれば、携行性で決めてしまっても良いと思います。

ヘッドホン イヤホン
携行性 低い 高い
使用中の問題 夏場は耳周りが暑い マイク側がずれ落ちやすい
ミュートボタン ミュートボタン付が多い ミュートボタン付は少ない

ヘッドセットを付けるのが煩わしいということで多人数対多人数のテレビ会議でも使える置き型のマイクを使う方法もありますが、こちらはマイクの集音性が高く余計な音が入りやすいため、静かな自室で使える人以外はやめておいた方がよいでしょう。

ヘッドセットにはミュートボタンがあると便利

Skypeやzoomといったビデオ会議アプリにはミュート機能が搭載されています。それだけで事足りる方もいると思いますが、ヘッドセットにミュートボタンが付いていると便利なことが多いです。

例えば、ヘッドホンタイプでマイクの位置を上げるだけでミュートのON/OFFが切り替わるものもあるので、家族のいる空間で仕事している人などはオフラインの会話をするときだけ簡単に切り替えられます。

また、アプリの機能でミュートにすると画面もミュート表示に切り替わりますが、ヘッドセット側でミュートにしても画面上はミュート表示とならないため、リモート会議の運用上ミュート表示したくないけど、飲み物を飲む音などを入れたくないときなど便利だと思います。

※ミュートスイッチは便利ですが製品によってはON/OFF状態が自分でもわからなくなることがあるため、あらかじめ印を付けておいた方が良いかもしれません。

ヘッドホンタイプはミュートボタンを搭載したモデルが多くありますが、イヤホンタイプは少ない印象です。ミュート機能を重要視する人はヘッドホンタイプで探した方が見つかりやすいかなと思います。

ヘッドセットは無線と有線どちらを選ぶか

有線タイプは配線がじゃまで煩わしくはありますが、接続トラブルやバッテリー切れなどのトラブルが生じにくいため、社用で用意するなら有線の方が安心できると思います。
一方、予算に余裕がありデバイスの管理などが豆にできる人は、無線タイプの方がデスク周りもスッキリします。

無線 有線
配線 配線不要で邪魔にならず離席もそのまま可能 配線の取り回しが必要
(ノートPCだとキーボード周りで邪魔になり、デスクトップPCだとケーブルが短いと届かないことも)
バッテリー 必要 不要
接続トラブル 起こりえる
(接続不良でデバイスが認識されないことがある)
起こりにくい
(物理接続で接続不良は起こりにくいが接続ジャックの形に注意)
コスト 高い 低い

bluetoothのバージョンについて

無線タイプはbluetooth接続になるのでPCとヘッドセットの両方が対応している必要があります

bluetoothには規格があり、基本的に新しいものほど省電力で電波範囲が広く通信速度が速く改良されていると考えておけばよく、執筆時点での最新はバージョン5.2(2020年1月)です。

ちなみにbluetoothは、バージョン4(2009年12月)以降なら互換性があるため、余程古い商品でなければbluetoothマークのある物は使えると思ってよいでしょう。

ただし、いくら互換性があるとはいえ、古い規格に合わせて動作するためPCがBluetooth4.1なのにイヤホンだけBluetooth5.2を買ってもイヤホンは高い性能を発揮できません。PCの買い替え予定がないならヘッドセットだけ過剰に良いものを買う必要はなく、パソコンのBluetoothバージョンに合わせて選ぶとよいでしょう。

※昔のBluetoothは遮蔽物が少しあるだけで音飛びするなど同じ部屋でしか使えないレベルでしたが、最近のもの(おそらくバージョン5(2016/12)辺りから?)だとリビングートイレ間など壁を挟んでも問題なく届きます。聞きメインのWEB会議なら内容聞きながら飲み物取りに行ったりできるので自宅リモートの人はかなり便利だと思います。

有線は接続端子に注意

有線は無線に比べPCとの接続トラブルが発生しにくい点は安心ですが、接続ジャックに注意する必要があります。

ヘッドセットは音声の出力と入力の両方を行う必要があります。

デスクトップPCでは2つの端子は別になっていることが多く、縁がピンク(マイク)の端子と緑(イヤホン)端子が並んで配置されています。一方で小型のノートPCは端子1つで入出力を兼ねるものが多いように思います。

PCとヘッドセットの端子が合わない場合、変換アダプタ(端子1つ→2つに変換)で繋げば使用できます。ヘッドセットによっては始めから付属品としてセットになってますが、変換アダプタが付属しておらず端子の形も違うヘッドセットを買ってしまうと別売りの変換アダプタが必要になりますので注意が必要です。

1ピン→2ピンの変換アダプタ

2ピン→1ピンの変換アダプタ

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イヤホン型ヘッドセット(ミュート機能付き)のレビュー

先の着眼点を踏まえ、私はイヤホン型のヘッドセットを購入しましたので、購入に至った理由や実際の使い心地などをレビューしたいと思います。

私がヘッドセット選びで重要視した点

私がヘッドセット選びで重要視したポイントは次の2点。

  • 耳の形のせいでヘッドホンを使うと耳が痛くなりやすい
  • 家と会社の両方でリモート会議をする可能性があり持ち運びを考慮

これらの理由からイヤホンタイプを買うことに決めました。

また、手元でミュートできた方が何かと便利そうだと思い、選べる商品数はグッと少なくなりますが、ミュートボタン付であることも購入条件にしました。

それとリモートワークが始まった当初、ヘッドセットを持っていなかったため手持ちのワイヤレスイヤホン(マイク機能付)で通話したところ、度々接続トラブルにあっていました。会議前に接続してた時は良かったのですが、一旦切断してまたリモート会議が始まってから接続しようとしたときなどにアプリにデバイスうまく認識されないことがありました。会議中ずっと設定をいじって全然内容に集中できかったため、同様の問題が起こりにくそうな有線タイプを選ぶことにしました。

イヤホンタイプのヘッドセット MEZ-01のレビュー

先の条件を考慮し私が購入したのがZAPESTという日本ブランドの商品でMEZ-01というイヤホンタイプのヘッドセットです。
こちらについて実際の使用感含めてご紹介します。

ZAPESTのイヤホン型ヘッドセットMEZ-01の外箱と付属品一覧

端子は1ピンでケーブルは短めのノートPC向け

MEZ-01は、有線タイプのヘッドセットで入出力端子は1ピンタイプになります。変換アダプタは付いていないため、入出力が別のPCなら2ピンへの変換アダプタが必要になります。

ケーブル長は1.2mなので机下に置かれたデスクトップとかだと延長ケーブルが必要になりますが、おそらくノートPCをターゲットにされてるため、配線が無駄に絡まないようにこのくらいの長さにしてあるのかなと思います。

私はノートPCで使用しているため丁度良いくらいの長さだと思ってます。

イヤホンタイプだがマイク側イヤホンのずり下がりはない

MEZ-01は有線・イヤホンタイプのヘッドセットです。左耳のイヤホンにマイクの差込口があり、付属の外付けマイクを差し込んで使います。

イヤホンタイプには、マイクを付けた側が重くなり耳から外れやすくなるという弱点が有ります。このヘッドセットも外部マイク自体は軽いもののイヤホン部分がごついのでずり下がりが心配されましたが、私が使っている限りではズレることなく装着できています。

何なら手持ちのワイヤレスイヤホンよりもよくフィットしてくれており、この辺は耳の形とイヤーピースとの相性もあるかもしれません。

MEZ-01とワイヤレスイヤホンの大きさ比較

2種類のマイクを搭載

このヘッドセットには先程紹介した左耳のイヤホンに差し込む外部マイクの他にボリューム・ミュート操作を行うリモコン部分にマイクを内臓しているため、マイクを差し込まずとも使用することができます。

しかし、実際に使うなら外部マイクの使用をおすすめします。

2つの音質を比べてみたところあきらかに外部マイクの方が音質が良いです。環境音の入り込みが小さくなり自分の声がクリアに拾われるからだと思いますが、聞き手のためにも外部マイクを使用した方がよいでしょう。

注意点として、マイクはグニャグニャと顔の形に合わせて変形できる作りになっていますが、針金などと同じで大きく変形させると真っ直ぐ伸びなくなりますし、あまり変形させすぎると断線などのリスクもあります。

持ち運びが多い人は、鞄のサイド収納など力がかかりにくいところに入れる、硬いケースに入れる、手帳に挟むなど変形させにくい工夫が長持ちに繋がりそうです。

マイクは指向性が高く周囲の音が入りにくい

外付けマイクは内側(顔側の面)にのみマイクの穴が開いており、装着者本人の声を良く拾い、周りの環境音は入りにくい作りです。

外部マイクの内面と外面

一人暮らしの自宅リモート会議なら気にする必要ないですが、出社して執務室で周りに人がいる状態でリモート会議をする可能性がある人は注意したい点です。

私の実体験として、執務室の3人(互いに対角の座席)で同じリモート会議に参加した際、何やらヘッドセットの集音性が高い人がいて、私の声がその人のマイクに拾われて2重に聞こえたり、執務室内の会議参加者以外の人の会話が拾われてしまってました。会話は聞き取りづらいし情報管理上もよろしくない状態なので、その人は自分が発言するとき以外は小まめにミュートしてもらってました。

このヘッドセットも骨伝導のように完璧自分の声だけしか拾わないとかそんなレベルではないですが、話し相手が気にならない程度しか周りの音の入り込みが無かったのでその点は良かったなと思いました。

ちなみに自宅リモートでイヤホン・ヘッドホンを耳に付けるのが嫌だからと、複数対複数のWEB会議で使用するような置き型のマイク(入力)とPCのスピーカー(出力)の組み合わせで会話している人もいましたが、PCから出た音をマイクが拾いハウリングが起こっていたため、出力と入力位置が近い自宅ではこの組み合わせもあまりよろしくないようです。

ミュートは使えるが状態が分からなくなることも

インラインでボリュームスライダー、マイク、ミュートスイッチ、コントロールボタンが操作可能

このヘッドセットのケーブルにはボリューム、ミュートのON/OFF、コントロールボタンが付いており手元で操作が行えます。

コントロールボタンは再生・停止などアプリに割り当てられた操作を行えますが、ボリュームとミュートはアプリやPC/スマホ上の音声操作を行うものではなく、PC/スマホから出力された音声に対して操作が行えるというもの。

ボリュームコントロールはPC側でボリューム50で出力した場合、その音を100%としてボリュームスイッチ(スライドスイッチ)の位置で音の強弱を調整できます。ミュートの方はONかOFFかが切替できます。

いずれも接続端末の音声設定を変えられるわけではないため、音が小さい・聞こえないという場合は、接続端末の音声設定と手元のスイッチの2つの確認が必要です。

1点注意したいのが、ボリュームはスイッチ部分にプラスマイナスのマークがあるため分かりやすいのですが、ミュートはマークがないため今がミュートONなのかOFFなのか分からなくなることがあります。

ボリュームのスイッチと縦並びなのでボリュームのプラス方向なら聞こえる、マイナス方向なら聞こえないとするとイメージ的に記憶しやすいかと思います。

日本ブランドで6カ月の保証付き

ガジェットはどうしても初期不良に当たることがあります。

ZAPESTの場合6カ月の保証が付いていますし、日本のブランドなのでサポートに要件を伝えるときも連絡が付かない、言葉が片言で手続きが行えないということはないでしょう。

価格は安くはないがデザイン込みで満足

購入当時で価格は約3,000円です。

しかし使ってみた感じではマイク出力もクリアで聞き取りやすいと言われますし、イヤホンもカナル型で会話に集中できるため主目的のリモート会議の質としては文句なし。

加えてイヤホンタイプではあまりないミュートボタンまでついてこの値段というのは正直かなり良いのではないかと思います。

安いヘッドセットは2,000以下でもゴロゴロあるので特別安いわけではありませんけど、ゲーミングっぽいデザインや青の差し色も含めて個人的には買って良かったなと思います。

 

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MEZ-01のまとめ

今回はイヤホン型のヘッドセットMEZ-01をご紹介しました。

今から新規で購入するという方は少ないかもしれませんが、買い替えや出先で使えるようにもう1品購入を検討されてる方の参考になればと思います。

MEZ-01の仕様等まとめ
項目 MEZ-01仕様等
ケーブル長 1.2m
オーディオ端子 1ピン(変換アダプタの付属なし)
マイク数 2つ(外部マイクとインラインマイク)
インラインリモコン操作
  • ボリュームの強弱
  • ミュートのON/OFF
  • コントロールボタン(アプリによって再生停止など)
保証 6ヶ月保証付き
価格 約3,000円

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