家事をやる方なら今や知らない人はいないのでは?というほど広く知られているオキシクリーン。
前回は靴(スニーカー)をオキシ漬けして見たところ、全くこすったりせずに見事に汚れを落とすことができました。

今回オキシクリーンでキレイにするのは冬用のカーペットです。
冬の間敷きっぱなしでしたが、その間にあんなことやこんなこともあったのでかなり汚れているはずです…。
少しずつ暑い日が増えてきたのでそろそろカーペットを片付ける時期ですが、その前にせっかくなのでオキシクリーンでオキシ漬けしてキレイしてから片付けることにしました。
オキシクリーンでカーペット清掃してみた
それでは、うちの冬用カーペットをオキシクリーンでオキシ漬けした様子をご紹介いたします。
カーペットに掃除機をかける
カーペットをオキシ漬けする前に掃除機をかけてゴミをよく取り除いておきます。
福岡は黄砂やらpm2.5やら細かい塵がたくさん舞っているのか、先日分解して水洗いしたダイソンの中が早くも粉々しています。
掃除機をかけ終わったら浴槽に入るサイズにカーペットを折り畳みます。
カーペットのプレすすぎ
風呂の栓をした浴槽にカーペットを放り込み、シャワーでぬるま湯をかけながら手や足でグジュグジュと押して軽く洗います。
カーペットが十分に濡れて軽く濯ぎができたら、浴槽でオキシ液を作るため一旦風呂の栓を抜き、カーペットを浴槽から引き上げます。
オキシクリーンでオキシ液を作る
60度前後のお湯にオキシクリーンを溶かしてオキシ漬けの液を作ります。
分量はお湯3.8リットルにオキシクリーン付属のスプーン1杯です。
容量が何リットルかわからないよ!?という人は下の式を参考に求めましょう。
0.5m×1m×0.10m×1000=50リットル
50÷3.8=オキシクリーン約13杯
オキシクリーンは以外と溶けにくいので良くかき混ぜて溶かしておきましょう。
カーペットをオキシ漬け
浴槽にオキシ液を作れたらカーペットを沈め、押したり揉んだりして空気を抜きながら浸していきます。
発泡した泡がカーペットにかかって浮き上がる部分もあり、全体をオキシ液にすっぽり沈めるのは困難ですので、全体が大体浸かればOKです。
カーペットのオキシ漬けの時間
カーペットの表面は浮き上がってオキシ漬けされていないため、途中で裏表をひっくり返す必要があります。
オキシクリーンは最長6時間まで浸けることができますが、1日で洗って干して乾くところまでいきたかったので、半日作業のオキシ漬けとすることにしました。
- オキシ漬け90分
- ひっくり返してオキシ漬け90分
- 計3時間のオキシ漬け
3時間オキシ漬けした結果、カーペットの汚れが浮かんでお湯の色が大変なことに。
元々カーペット自体が暗い色なので汚れに気づいてませんでしたが、かなりの汚れが取れたようです。
洗濯機で仕上げ洗濯
オキシクリーンに浸けるとアルカリ成分のせいで表面がヌルヌルしていますが、これをしっかり落とさないと、乾かしてから変色する原因になります。
浴槽の中で絨毯が浸るくらい水を張り、押したり揉んだりして濯ぐ作業を2回ほど行います。
それが済んだら洗濯機に入れて普通に洗い・濯ぎ・脱水を行い干します。
絨毯を浴槽から洗濯機に移すときはあまり水が切れず結構重たいですけど、洗濯機で脱水までかければ軽々と持てる重さになるので、普通の物干しざおに干せます。
キレイになったカーペット
午前中オキシ漬けして午後から干しましたが、うちのカーペットの場合は半日も経たずに乾きました。
ペタッと寝て元気のなかったカーペットの毛がふさっと元気を取り戻して肌触りがとてもよくなりましたし、色も心なしか1トーン明るくなったように感じられます。
晴れた日の1日作業になりましたが、埃が付かないようにしまっておけば次回はすぐにでも使えそうです。
さいごに(諸注意)
今回はカーペットをオキシクリーンでキレイにする方法をご紹介しましたが、オキシクリーンは酸素系漂白剤で、シルク・皮など水洗いできない素材や、ウール製・ペルシャ製カーペット、ウールや麻が使われているものには使用できません。
絨毯・ラグの種類によっては水洗い禁止のものなどもありますので、洗濯表示をよく確認してオキシ漬け可能かどうか判断が必要です。
1日作業と言いながら、実際は放置する時間ばかりでそんなに手間はかからないので、よく晴れた休日にでもぜひカーペットのオキシ漬けをやってみてください。
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