賃貸物件って壁に自由に棚を付けれないのが不便ですよね。
どこのアパートもキッチンが狭い部屋が多く、作りによって毎回設置できる棚の種類が変わって大変なんですよね。
まだ一人暮らしをしていた時は雑なもんで、100均のキッチン下の戸棚に使うような棚を組み合わせて調味料棚として使ってましたが、調理スペースが狭くなるし調味料も落ちそうだしで本当にひどい状態でした。
最近はキッチン上の戸棚に引っ掛けて吊り下げるタイプの棚や突っ張り棒で作る棚など、様々なキッチン棚グッズが売られていますが、今回はほとんどのキッチンで同じように作れるシンプルなワイヤーネットを使った棚を作ってみたいと思います。
100均ワイヤーネットを使ったキッチン収納棚作り
100均のワイヤーネットでキッチン収納棚を作る場合、作りやすいのはキッチンの壁がタイルなどツルツルした素材の場合です。
今住んでいるうちのアパートは、よくあるタイルの壁で簡単に作れそうだったのでワイヤーネット棚を作ることに決めました。
下準備(キッチンの壁の掃除)
ワイヤーネットをしっかり固定するためには、あらかじめキッチンの壁の油・汚れなどをしっかり落としておく必要があります。
キッチン周りは基本的に油汚れがメインなので、掃除するときはキッチン泡ハイターやセスキ炭酸ソーダなどで油分を浮かせて落とすとキレイになります。
使用道具
ワイヤーネット棚作りに使用する道具は、100均で揃えることができます。
- ワイヤーネット
- ワイヤーネットに下げるかご・フックなど
- ワイヤーネットの固定フック
ワイヤーネットはキッチンの高さや幅に合わせてお好きなモノを選びましょう。
ワイヤーネットの固定にはタイル用の粘着式固定フックを使用していきます。
ワイヤーネット棚の作成手順
下準備が終わり、道具が揃ったらワイヤーネット棚を作っていきます。
1 ワイヤーネットの位置決め
ワイヤーネットを設置する位置を決めます。
ワイヤーネットの下端が下についていた方が安定しそうですが、水が付着して腐食してしまうのでできれば少し浮かせて置いた方が良いでしょう。
2 ワイヤーネットの固定フック取り付け
ワイヤーネットの位置が決まったら、そのままワイヤーネットを支える固定フックを取り付けていきましょう。
固定フックは裏側が両面テープになっているので、ペロッと剥がして仮の位置に合うように貼り付けていきます。
このとき、固定フックの端がワイヤネットの縦のメッシュに接する位置に取り付けると、ワイヤーネットが左右にグラつかなくなります。
3 しばらく放置
ワイヤーネットの固定フックを4カ所に取り付けたら一旦ワイヤーネットを取り外し、固定フックを壁にしっかり押さえつけてから、重量がかからない状態で半日ほど放置します。
4 ワイヤーネットや棚の取り付け
固定フックをしばらく放置してしっかり粘着固定されているようであればワイヤーネットを取り付けます。
後はお好きなようにかごやフックを配置していけば完成です。
ワイヤーフレームの下を浮かせてあるので、蛇口を伝って水が広がってもワイヤーフレームが濡れて錆びたりすることはありません。
さいごに
ワイヤーネットは安いし自由に棚を設置できるので汎用性が高いアイテムです。
キッチンだけでなく机回りなどもワイヤ―ネットを使うとグッと収納が増えるので積極的に使いたいですね。
今回はキッチンの壁がタイルだったので、粘着タイプの固定フックを使ってワイヤーネットを固定することができましたが、普通の壁紙のキッチンで同じようにやると凹凸によって粘着が弱くて剥がれたり、反対に粘着が強すぎて撤去するときに壁紙がめくれてしまう可能性があるので注意が必要です。
もしキッチン壁際に平場があれば、ワイヤーネット用スタンドを使うとワイヤーネットを自立させることができます。これだけだと強度が弱いので、上部だけ穴が目立たない石膏ボード用のピンタイプのフックなどで固定するとたわまないようにワイヤーネットを補強できると思います。
キッチンが狭くて困っている人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょう。
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