テレビ番組『得する人損する人』で家事えもんがオキシクリーンを紹介し続けているため、オキシクリーンは爆発的に人気の商品になってますよね。
当初はコストコや通販でしか買えませんでしたが、最近では一般のホームセンターなどでも取り扱っているところが多くなりました。
オキシクリーンには界面活性剤を含むアメリカ版と界面活性剤を含まない日本版の2種類あります。
私は最初ヴィレッジヴァンガードで日本版を買いましたがすぐに使い終わってしまったので、アマゾンでアメリカ版の大きなものを買って使っています。
食器など口を付けるものの漂白は日本版がおすすめですが、掃除に使うのであればアメリカ版のほうが泡立って洗浄効果も強力って感じですね。
今回はそんなアメリカ版のオキシクリーンを使えば、面倒な靴の掃除が楽にならないかなと思って、普段履いてる靴(スニーカー)をオキシ漬けしてみました。
靴(スニーカー)をオキシ漬け
小学生の頃は土曜日が半ドンの週に上履き(シューズ)を持って帰り、昼一で洗濯用洗剤とブラシで擦り洗いして陰干ししていました。確かに靴底や側面のゴムの部分は、擦れば落ちる汚れもあるかもしれません。
でも汗をかきやすい季節で、仕事がら靴を1日中履いていなければならない人は靴の中の臭いが気になってくると思います。靴の中は擦りにくいし、ゴシゴシやると傷めてしまう可能性もあります。
私も今回靴を洗ってみようと思ったきっかけは靴外側の汚れもそうですが、靴の中の臭いが気になり、どうにかしたかったからなんですね。
靴を毎回洗うのは結構大変ですし、擦すらなくても中まで汚れが落とせるように、オキシ漬けだけで靴をどのくらいきれいにできるのかやってみました。
靴を軽くすすぐ
靴をシャワーで流し、簡単な汚れは濯いで落としてしまいます。このときに靴紐も一緒にほどいておきましょう。
もし泥が付いた靴を洗いたい人は、まず泥が乾いた状態のままブラシで擦って泥を落としましょう。泥は粒子が細かいので水を含むと繊維の中にどんどん入り込んでしまいますが、乾いた状態であればある程度はポロポロと簡単に落とすことができます。
オキシ漬けの液体を作る
洗いたい靴が入る容器にオキシクリーンとお湯を混ぜて、オキシ漬け用の液体を作ります。
靴が入るたらいやバケツがあればベストです。
でも私のように入る容器がない場合、気にならない人なら浴槽を使ってもいいですし、バケツとビニール袋を使えば大抵の場合靴を漬けることが可能だと思います。
オキシクリーンは、水3.8Lに対して付属のスプーン1杯の分量を入れます。
オキシクリーンは60℃ほどのお湯で溶かし、温度を維持することで最大限効果を発揮します。かき混ぜるときはやけどをしないように注意しましょう。
靴をオキシ漬け
靴がしっかり浸かるように入れ、オキシ漬けしていきます。
大体3時間程度漬ければ十分キレイになります。
靴が浮き上がって全部が浸からないという人は90分くらいで靴をひっくり返すといいと思います。
私と同じでビニール袋を使ってオキシ漬けする人は、水の重みで袋が広がっていくため、袋の口を高い位置でしっかりと固定しておかないと漬けてる途中でお湯がこぼれて始めるのでご注意ください。
すすぎ、脱水、乾燥
さてっ、3時間ほどオキシ漬けが終わりました。
オキシ漬けの液体が大変な色になっています・・・・。
キレイになっているのは間違いないようですね。
オキシ漬けした靴は表面がアルカリ独特のヌルヌルした感じになっているので、シッカリすすいで落とすようにしましょう。すすぎ不足でヌルヌルが残ると日光に当たった時に変色する原因になってしまいます。
しっかり洗い流すにはシャワーの流水だけでなく、バケツなどに水を溜めて靴を沈め、ジャブジャブと靴を押して2~3回よくすすげばよいでしょう。
アルカリ性の液体は皮膚表面の皮脂を溶かしてしまい、手荒れの原因となるためゴム手袋の着用をおすすめします。
手洗いによるすすぎが終わったら、仕上げに洗濯機ですすぎと脱水をかけます。
汚れが気になる人はここで洗剤を入れて洗いから行うとさらにキレイになります。
洗濯機を使うことに抵抗がある人は、良く水切りをして陰干しします。
靴をオキシ漬けする前と後の比較
全ての作業が終わったので、オキシ漬け前と後でどのくらいきれいになったのか見てましょう。
写真左のアディダスのスニーカーは甲の部分の汚れが取れているのが良く分かります。
プーマのほうは元々暗い色のスニーカーなので汚れている自覚があまりなかったのですが、こうしてみるとワントーン明るくなっています。
靴の臭いも無くなっており、オキシ漬けだけで靴をしっかり洗うことはできると言えそうです。
まとめ
靴を洗うのって結構面倒なイメージがありましたが、オキシクリーンでオキシ漬けすればブラシで擦ったりしなくてもかなりキレイになることが分かりました。
オキシ漬けのポイントは次のとおり。
- 靴がしっかり浸かる容器を準備する。
- 60℃程度のお湯で溶かす。
- オキシクリーンの分量は水3.8Lに対してスプーン1杯
- オキシ漬けの時間は約3時間程
- 漬けた後はアルカリ性のヌメリをしっかり濯ぐ
オキシ漬けの良い点は、漬ける容器が大きければ何足もまとめて洗うことができる点でしょう。
革靴などには使えませんが、スニーカーや子供の運動靴など洗う靴が沢山ある人は一気にまとめて、楽して洗えてしまうのでぜひやってみてください。
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